文フリガイド編集委員会通信

文学フリマガイドブック(通称:文フリガイド)の編集状況についてお知らせするブログです

文フリガイドの発行予定と編集者募集

 皆さん、こんにちは。秋山です。
 梅雨明けが発表された途端、湿度が上がって蒸し暑くなったように感じますね。夏に生まれたからか、暑くなってくるとテンションが上がります。

文フリガイドの発行予定

 先日、発表した通り、2017年より『文学フリマガイドブック』は年1回の発行とします
 繰り返しの説明になりますが『文学フリマガイドブック』の前身たる『文学フリマ非公式ガイドブック小説ガイド』が発行を始めた頃、まだ文学フリマは東京でしか開催されておらず、年2回のイベントに過ぎませんでした。文学フリマ秋の新刊を半年かけて読んで、文学フリマ春に発行するガイドで紹介し、同様に春の新刊を秋のガイドで紹介するという循環がありました。
 しかしながら、近年は百都市構想の元に、東京以外でも文学フリマが開催されており、文学フリマ全体で見ると、年7回も開催されています。これまでのような循環は、もはや成立しません。文学フリマの変化に合わせ、文フリガイドも変化が求められている、そう考えて年一回の発行に切り替えることにしました。

2016年秋の発行について

「来年から年1回の発行とする。と言うことは、今年の秋はどうするの?」と疑問を抱いた方も多いかと存じます。
 編集委員会内でも検討しましたが、今年の秋は『別冊文学フリマガイドブック』を発行することとしました

別冊文学フリマガイドブックについて

 イメージとしては雑誌の増刊号です。
 通算第6号から第9号で紹介した作品を一望できるように、文フリガイド自体を俯瞰できる一冊をつくります。百科辞典で喩えてみると、索引の巻でしょうか。
 今のところ16ページという薄さになる予定で、価格も100円に抑えます。
 格別、新しい情報を載せるわけではないので前売りはせず、初出は2016年11月23日(水)に開催される第二十三回文学フリマ東京とします。

別冊文学フリマガイドブックのスケジュール

 以下の通り進める予定です。

10月28日(金)原稿締切・ゲラ作成・ゲラチェック開始
11月06日(日)入稿
11月14日(月)納品
11月23日(水)文学フリマ東京にて販売

文学フリマガイドブック2017 通算第10号のスケジュール

 こちらもスケジュールを公開します。
 以下の通り進める予定です。

08月07日(日)編集者募集開始
11月26日(土)推薦作募集開始
11月30日(水)編集者募集締め切り
01月09日(月)推薦作募集締め切り
02月17日(金)編集会議・査読完了
02月20日(月)関係者に連絡・原稿執筆開始
03月12日(日)編集会議・原稿締め切り・ゲラ作成・ゲラチェック開始
03月26日(日)最終締め切り
04月02日(日)入稿・紹介作品発表
04月10日(月)納品
04月17日(月)発行(事前販売開始)
05月07日(日)文学フリマ東京にて販売

編集者の募集

 これも、発表済みとなりますが、通算第10号の編集に向けて、新たに8名ほど編集者を募集します
 募集する編集者にお願いしたいことは下記3点です。
・推薦作の担当作品の査読
・編集者コメントの執筆
・掲載順の検討
 以上です。

 担当作品はジャンルごとに分ける予定で、今のところ「小説(青春、恋愛、他)」「小説(海外、歴史、他)」「詩歌」「評論・ノンフィクション・その他」の4部門を2名ずつで考えています。実際に査読いただく作品数は、下記の通り想定しています。
・小説(青春、恋愛、他):30作
・小説(海外、歴史、他):30作
・詩歌:10作
・評論・ノンフィクション・その他:30作

 上記は目安となりますが、背景には推薦作の募集上限という考えが背景にあります。
 文フリガイドでは掲載する推薦作を広く募集していますが、通算第10号に関しては下記の通り募集上限を定める予定です。
・小説:45作
・評論:11作
・詩歌:9作
・ノンフィクション:5作
・アンソロジー:5作
・その他:10作
・自薦:15作
・合計:100作
 尚、募集上限については、第二十二回文学フリマ東京の出店者735の申し込みジャンルを按分した比率を参考にしています。参考までに、小説が64.6%、評論が15.5%、詩歌が13.1%、ノンフィクションが6.6%となります。

終わりに

 長くなりましたが以上です。
 引き続き文フリガイドをよろしくお願いします。

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